座間市の伝統行事「大凧まつり」開催

座間市の伝統行事「大凧まつり」開催(写真)

 「かながわのまつり50選」にも選ばれている座間市の伝統行事「大凧(おおだこ)まつり(主催:座間市大凧保存会)」が、5月4日午前10時から相模川座架依(ざかえ)橋上流の相模川グラウンドで開催されました。
 当日は、小雨のぱらつくあいにくの天気の中、大凧の勇壮な舞いを一目見ようと市内外から約4万5,000人が見物に訪れました。会場では強い南風が吹き、天気予報では午後はさらに風雨が強くなるということから、午前中の掲揚に観客や関係者の期待は高まりました。

 大凧には、和紙をつなぎ合わせた紙(縦1.7メートル、横6.6メートル)が全部で16枚張られていますが、この日は凧に受ける風をやわらげるために、6枚をはずし10枚だけ張って午前11時10分に第1回目の掲揚に挑戦しました。「引け引け」の合図とともに約100人の引き手が一直線に走り出し、「悠郷」と書かれた100畳敷き(13メートル四方、1トン)の大凧は、100メートルほど上空に舞い上がり10秒ほど勇壮な舞いを披露しました。 座間市の伝統行事「大凧まつり」開催(写真)

 しかし、大凧は上空で突風にあおられ骨が折れたため失速して観客席に落下。見物をしていた8人が受傷してしまいました。なお、受傷した8人はすぐに救急隊により病院に搬送され、いずれの方も軽症でした。また、強風のため以後の大凧の掲揚は 午後0時25分に中止となりました。
 このほか会場では、初節句の子どもへのミニ凧プレゼント、地元芸能・文化団体による演技の披露やフリーマーケットなど、さまざまなイベントが催されたほか、会場周辺の畑では、祭り会場に彩りを添えようと、昨年の秋に蒔かれた菜の花、ヤグルマソウ、ポピーなどが見ごろを迎えるなど、訪れた人々を楽しませていました。
※なお、雨天のため、5日にも開催予定だった祭りは中止になりました。